Macキーボード不調 (シフトロック) 対応記録

論文執筆中にPCが壊れるというのはよくある話で、特に学位審査前はバックアップをこまめにとりましょうね、ということは暗黙知としてよく知られるところである。

現在、ジャーナル投稿論文と学位論文の両方を抱えている私にとって、そうした危険性はダブルで高まっていると考えて差し支えなく、実際にキーボードの調子が悪くなって二日ほど執筆が遅れたという週末を過ごした。

具体的な症状は

  • Mac ( MacBookAir2015early, macOS Sierra - 10.12.6 )のキーボード不調
  • シフトロックがかかったままになる(一瞬外れてもまたロックされる)
  • 修飾キーを押すとfnキーが同時に押されたままになる

であり、文字入力がままならないという最悪の事態だった。

対処法をググってたどりついた読者向けに、まずは結論から述べる。

キーボード不調時の対処法

1. SMCクリアして直るかどうか

SMCクリアとはどういうものか、公式の説明はこちら。

Mac の SMC (システム管理コントローラ) をリセットする - Apple サポート

要は、システム系の再起動って感じですね。これを実行してもデータが初期化されたりはしないので大丈夫です。 実行方法は簡単で、

  1. (起動している場合は)電源を落とす
  2. [shift]+[control]+[option]ボタンを押しながら[電源ボタン]を10秒くらい押す
  3. 手を離しても起動しないことを確認
  4. [電源ボタン]を押して通常通り起動させる

ちなみに、これを実行しても私の場合は直りませんでした。 (むしろ、シフトロックされたままだったのでパスワードが正しく入力されず、ログインできなくなってしまうという一層ひどい状況に……)

2. PRAM(NVRAM)クリアして直るかどうか

まず、公式の説明ページはこちらです。

Mac の NVRAM をリセットする方法 - Apple サポート

こちらは、キーボードやスピーカーなどのハードに関するトラブルを解消するための再起動メニューのようです。

  1. (起動している場合は)電源を落とす
  2. [電源ボタン]を押す (素早く次の動作を行う)(起動音「ジャーン」という音が1回鳴る)
  3. (2の直後に素早く) [option]+[command]+[R]+[P]ボタンを押し続ける。
  4. もう一度、起動音「ジャーン」という音が1回鳴ったら手を離す

私の場合はこれで解決!元通りになりました。

その他

3. 新規ユーザーを作って別アカウントで直るかどうか

キーボードの不調は、ユーザーアカウント毎に発生することもあるようです(Apple公式サポートのオペレーターから聞いた話)。新たにユーザーアカウントをつくると、そちらでは問題が起きないというケースもあるようなので、SMCクリア・PRAMクリアを数回試しても解決しないようであれば、こちらもトライしてみてください。 詳しくはこちらをどうぞ。

Mac で別のユーザアカウントを使って問題を検証する方法 - Apple サポート

4. リカバリー起動モード(最終手段)

セーブブートとは異なる、リカバリー起動モードです。

macOS 復元について - Apple サポート

起動時に読み込むシステムファイルが制限されたところでも、同じ問題が起きるかどうかで原因を調べることができます。ただし、起動後のユーティリティー画面で「TimeMachineバックアップから復元」や「macOSを再インストール」を押してしまうと、直近のデータが失われたりデータが全消失することになりますので、慎重に。「ディスクユーティリティー」を選んで、修復を試みるようにしましょう。

というか、たぶん(あまりパソコン関係に詳しくない人が)このリカバリーモードを試さなければならない場合は、公式サポートのオペレーターの指示で行った方がいいと思います。というわけで、次の最後の最終手段……

5. 公式のサポートを受ける

システム上の(ソフトウェア的な)不具合ではなく、ハードウェアの物理的損傷によって問題が起きている場合は、上記のプロセスを経ても直りません。OSの再インストールをしてデータを全消去する前に、AppleStoreに持ち込んだり、電話でのサポートを受ける方が良いでしょう。

予約ページはこちらです。

www.apple.com

個人的には、AppleStoreが近くにあり、かつ時間に余裕があるなら店舗に行って見てもらうことをおススメします。対面応対はやはり安心感が違います。予約しておいたほうが無難ですが、予約なしでも営業時間内なら受け付けてくれることも多いです(待たされますが…)。

遠隔の場合は電話応対ですね。時間を指定して予約し、サポートセンターから電話をかけてもらうのが良いでしょう。予約の際に、何の製品のトラブルなのかを申請しますが、自分のappleIDに製品を登録しておくとシリアルナンバーの確認の手間など省略できるので楽です。

ともあれ、何が起こっても大丈夫なように、論文のデータはクラウドに置いておきましょう、そしてこまめにローカルのHDDにもバックアップしておきましょう、ってことだね。 ではでは、よいMacライフを。